2017年4月23日日曜日

低用量ピルに新製品

 低用量ピルの定番『ヤーズ』に『ヤーズフレックス』という仲間が増えました。
 旧来の「ヤーズ」は1シートの中に24錠の実薬と4錠の偽薬が入っており、その偽薬服用の間に生理が起こるようになっています。
「−フレックス」の方は、28錠全部が実薬で、「生理起こしたいときに勝手に4日間休んでくださいね」っていうスタイルです。120日位まで連続服用できます。(多分途中で出血が起こるはずなので7、80日間くらいでは生理を起こすことになるでしょう)
 成分は同じものですので、毎月生理を確認したい人は「ヤーズ」、出来るだけ先延ばしにしたい人、内膜症などの治療で使う人は「−フレックス」が良いでしょう。
 発売前に患者さん何人かに尋ねてみましたが、希望は半々といったところでしょうか?
( ちなみに、ピルで起こす生理は回数が減ろうと何の問題もありませんからね。)

 あと、海外で広く使用されている『ミニピル』と呼ばれるジャンルのピルを並行輸入で扱い始めました。避妊・過多月経に効果のあるのはもちろんですが、血栓のリスクが極めて少ないため、肥満・喫煙者・年長者にも使用可能です。
 一昨年秋に保険認可されたIUS(子宮内避妊システム)『ミレーナ』という過多月経治療器具(インプラントするピルってところでしょうか)があり、昨年来多くの患者さんに使用して頂いていますが、こちらは子宮内に挿入する必要があるため、どうしても挿入困難な方、怖いとおっしゃる方がいます。そんな方に『ミニピル』がはまります。

 少し、種類が増えたので患者さん向けに『当院のピル治療の考え方』を年代別に整理して用紙にしておきました。印刷して待合に置いておきますのでよろしければ目を通してみてくださいね。

 

2017年4月4日火曜日

プラセンタ値下げ

産経新聞を取ろうかという話になって、今が1週間のお試し期間なのですが、
偶然にも夕刊に、市長になった高校の同級生の記事が大きく連載されていて、運命を感じているところです。(今取っている日経では先輩にあたる資生堂社長が連載中)

通院の方はお気付きかと思いますが、3月上旬からプラセンタ注射を値下げ致しました。

3月に入り、社会保険審査から通達で、「ホルモン補充療法(HRT)とプラセンタ」の併用が保険が効かなくなりました。
つまり、更年期の治療を2種類同時にしたらアカンとのお達しです。
まあ、国の医療費も膨らむばかりですので、仕方ないです。

今まで、HRTしながらプラセンタも1アンプル330円で接種出来ていた方は、自費での接種となります。
でも、それだと1000円位負担が増えてしまいます…で、当院が泣くことにしました。自費接種を600円ほど下げることにしました。

元々自費で接種されている方はすごくラッキー、今まで保険だった方は、併用薬を変えればそのまま、一部の方はちょい負担増、クリニックは大泣き、って感じです。
その代わりガン検診とかちゃんと受けてくださいね。

籠池妻と昭恵夫人とのメールのやり取りの中に、民進党の某議員のことが書かれていて、それがシャレにならんと、民進党がマスコミに箝口令を引いたんです。
それに忖度されて産経以外の全紙・全テレビが本当にその部分だけを省いて、さも無かったかのように報道したんです。
ネットでは大騒ぎでしたけど…

ネットは嘘が多いから気を付けて、なんて言っているメディアがこれですから…
まだ玉石混交でも、真実が含まれているだけネットの方がマシじゃないですか?

今回の勇敢な報道に報いて、産経新聞取ろうかなって話になったんです。
そもそも、今の世の中そんなことしたってすぐバレるのに、新聞・テレビの価値下げるだけですやん。そんなんも分からんのかな。いや、分かっててやってるのかもね。




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