子宮ガンには子宮頸ガンと子宮体ガンとがあります。一般的な子宮ガン検診とは頸ガンの方を指します。20歳から検診が必要です。子宮頸ガンはHPV(ヒト・パピローマ・ウイルス)が原因となっており、性交経験のある方なら誰もがその危険性があることが分かっています。多数のHPVのタイプの中に発ガン性を持っているものがあり、その感染が数年から十数年持続することで発症します。昨今の初交経験の低年齢化で、20歳代での子宮頸ガンの数が増えています。(例えば、17歳で性交によりHPVに感染すると、10年後の27歳ごろには発症というシナリオです。)
最近は映画などの影響で乳ガンにはかなり関心が高まっていますが、20代は子宮頸がんの方がもっと重要です。実は乳ガン啓蒙キャンペーンの方がスポンサーが付きやすいそうです。認知度に差がついているのもそのせいですね。
海外ではHPVの予防用ワクチンが出ていて効果も実証されています。(12歳ぐらいで予防接種しているようです。)日本でも近いうちに認可されますのでこの病気は今後激減するはずです。そんな病気にかかってしまうのもったいないと思いませんか?残念ながらまだ治療用のワクチンはありませんので、今はとにかく早期発見。そう、検診です。
2009年6月25日木曜日
2009年6月18日木曜日
思春期外来
当院では開院以来、思春期外来にも力を入れてきました。保健室の先生の集まりなどに呼ばれて勉強会を開いたり、去年からは受験用のピルカレンダー(受験日に生理を当てないようにコントロール)も紹介しています。これは夫婦共々ライフワークになっているといいますか、何かあの世代の子達に役立つことをしてあげたいんですよね。理屈ではない想いです。「ウォーターボーイズ」や「スイングガールズ」をTV放映のたびに思わず見て応援してしまうあの感覚です(ウチら夫婦だけかな?)。この街の学生さんも生理の悩みなどから解放された快適な学生生活を送ってもらいたいですね。
私も先日高校時代の仲間数人と久しぶりに会う機会がありました。あの頃がよみがえると何か照れくさいです。でも楽しかった・・・。
私も先日高校時代の仲間数人と久しぶりに会う機会がありました。あの頃がよみがえると何か照れくさいです。でも楽しかった・・・。
2009年6月11日木曜日
EGF(上皮細胞成長因子)
EGF(上皮細胞成長因子)という、年齢を重ねるにつれ減少していく物質があります。これを使った化粧品もたくさん出回っています。お肌の張り・老化を防ぐ効果があります。当院でもトレチノイン療法をしている方の休薬期間(1ヶ月必要)や妊娠中の方にも使えるので勧めています。まあ、実感としてはトレチノイン療法の方が強力ですが維持療法には適していると思います。結構高いものが多いので1か月分で¥4200の小分けされたものを当院では用意しています。
このEGFという物質はプラセンタ(胎盤)エキスにも結構含まれています。それに気付いたうちの院長は最近またプラセンタ点滴しています。
(以前は「毎週注射打つの痛いしもうやめとくわ」と言ってたのですが・・・)
「マルチビタミン剤を入れるとちょっと気持ち悪くなるから苦手やったけど、ビタミンCとプラセンタだけやとなかなかエエなぁ」と久しぶりに見直したそうです。続ける方がいるのも納得ですね。
※マルチビタミンにはビタミンB群が入っているので独特のにおいがあります。「ニンニク注射」と呼ばれる所以です。ニンニク注射ってニンニクの絞り汁とは違いますので念のため。
このEGFという物質はプラセンタ(胎盤)エキスにも結構含まれています。それに気付いたうちの院長は最近またプラセンタ点滴しています。
(以前は「毎週注射打つの痛いしもうやめとくわ」と言ってたのですが・・・)
「マルチビタミン剤を入れるとちょっと気持ち悪くなるから苦手やったけど、ビタミンCとプラセンタだけやとなかなかエエなぁ」と久しぶりに見直したそうです。続ける方がいるのも納得ですね。
※マルチビタミンにはビタミンB群が入っているので独特のにおいがあります。「ニンニク注射」と呼ばれる所以です。ニンニク注射ってニンニクの絞り汁とは違いますので念のため。
2009年6月5日金曜日
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