2019年11月15日金曜日

芦屋市が動いてくれました

厚労省の「積極的な接種勧奨を控える」という玉虫色の通知によって、定期接種であることも忘れ去られていた子宮頸がん予防ワクチンですが、ここ最近の医学会などからの接種推奨の機運もあり、次第に接種に来られる数が増えつつあります。

しかし、小学6年生から高校1年生の女子を持つ家庭の中では、そんなことが行われていることすら知らないという状況も多々あり、情報格差のようなものが生じています。

「接種するしないは各自で判断してもらうにしても、情報が提供されていないという現状は一婦人科医としては嘆かわしいことであり、せめて我が街だけでも先んじてそういうことが出来ないだろうか…」

そのような訴えに、J党芦屋市議のK先生が声を上げてくれ、芦屋市教育委員会も即応、
対象年度の生徒さんの保健学習の中で、予防接種の存在を情報提供していただけるようになりました。

もちろん市の立場としては、選択肢の一つとしての情報提供となりますが、それで充分のように思います。


今回積極的に動いてくれたのは、副院長(妻)の方なのですが、芦屋市の迅速な対応に「もう、この街の婦人科医としてやり残したことないわ…」と喜んでおりました。
(いや、他の大概の仕事こっちに押し付けてるやん…というツッコミはこのブログの中に留めておきます)

芦屋大好き




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