2009年10月18日日曜日

子宮がん検診で精密検査が必要と言われたら 1

 新型インフルエンザが若年者を中心に猛威をふるっていますが皆様は大丈夫でしょうか?
 さて、子宮頸がん予防ワクチンの発売も間近になり、最近では市町村の「無料クーポン」などと相まって当院でも子宮がん検診で来院される方が増えてきた感があります。 元々検診とは、症状の無い方に行いますので大半は「異常なし」となります。しかし、当然「精密検査が必要」となるケースも出てきます。 その場合は、数ヵ月後に再検査したり、原因といわれるハイリスク型HPV(ヒトパピローマウイルス)の有無を調べたり、コルポスコープ(膣拡大鏡)という顕微鏡でより詳しく観察しながら疑わしい部分を採取する組織診という検査を行います。
つまり、「要精査=がん」というわけではなく、検査結果によって次に進むステップが決まるのです。
(つづく)

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