2014年6月19日木曜日

改めて死生観を考える

夢も見ないで目覚める朝があるだろう、死とはその目覚めない状況。
あるいは、別な世界への入り口のどちらかである。

そんな内容のことを、何処かの哲学者の言葉として聞いたことがあります。
私の考えていた死生観と一致している気がして、妙に腑に落ちたものです。

器としての肉体は滅んでも、現世の経験を経て少し色を変えた魂が、また次の器に入るのでは…などとも考えています。これも何かの哲学書に書いてあったような気がしますが。

先日、学生時代の友人が心肺停止の状態から蘇生され、その時の状況をSNSでボツボツと語ってくれています。電源プラグが突然抜けたような状態だったそうです。

魂云々の話は抜きにしても、死が来れば、取り敢えず今、私に見えている世界は終わります。(実際は、自分が終わったのでしょうが…)

そう考えると、改めて家族や友人、職場仲間、この世界の全てが愛おしく感じます。
「ああ、今日も良い一日だったなあ…」と思いながら床に就けるように生きて行きたいですね。

青春時代を共に過ごした仲間の経験に、激しくシンクロしてしまうきょうこの頃です。

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