2014年3月30日日曜日

消費税アップに伴って

ヤーズ報道による波乱も消え去ったと安堵するまもなく、子宮がん検診の無料クーポンの駆け込み、スタッフの移動と慌ただしく過ごしておりました。

通院中の患者さんは周知のことかと思いますが、まず看護師が代わりました。

以前の看護師(実は私の従妹)がキャリアアップのため、総合病院へ転職。人材探ししなきゃなぁと思っていたところに、偶然、創業時のメンバーである方から「今の勤務先が閉院になるので、何人か患者さんがお世話になります。」との連絡。「それじゃぁ、ついでに手伝ってよ。」であっさり決まりました。不思議な縁ですね。

あと、今まで院内処方であったクスリが、ピルなどを除き院外処方となりました。

消費税アップで仕入れコストが上がるのですが、患者さんに渡す際の薬の値段はあらかじめ決まっており、医療機関はそれを転嫁することができません。しかし、お上から消費税は取られます。在庫のことなど考えると、下手すりゃ損します。ちょっと限界でした。

院外薬局はそれに上乗せして調剤料などの様々な加算がありますので、処方箋が増えれば増えるほど利益が上がりますが、院内ではその加算は認められていないのです。

結果、院外ですと患者さんの負担が増えることになるのですが、ジェネリックを使用することで節約可能になります。(お役人は本当にうまいこと考えますね。ジェネリックの会社のCMがバンバン流れているでしょ!?)
しかし、当院で処方していたお薬で、これは正規品でなければというものもそれほどありませんので、遠慮なくジェネリックで希望してください。(薬局もジェネリックを使うと加算があるので、渋い顔はされません。)

クスリの数などの間違いを心配しなくてよくなったので、スタッフは喜んでいますが、経営っていうものは難しいものですね。医療だけに専念したいものです。

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