2018年12月31日月曜日

平成最後の大晦日に

豊岡で一人で住む義祖母が肺炎になっているので、大きい病院で入院精査してもらう
との連絡がかかりつけ医から入りました。

原因は、自宅から発生したカビが原因のアレルギーだったようで、自宅から離れることが治療との事。
御年91歳!
慣れ親しんだ街から離れるのは寂しかろうとは思いましたが、
これを機にコチラに来てもらおうと、急遽施設を探し、退院即入居出来る様に手配しました。

幸い良いところが見つかり、私がお迎えに行き、無事入所。
今はすっかり元気になって、「やることがなくて退屈…」なんて言ってくれてます。
この2,3週間の出来事です。

几帳面な人なので、部屋などは綺麗に掃除されていましたが、
冷蔵庫で保存していた食品の管理が少し出来なくなって来ていたようで、そこがアレルゲンのようでした。

私には物心のついた頃から祖父母はおらず、今は母親のみ健在で、兄が近くにいるのでお任せしています。
妻は、両親を早く無くしているので、今はこの祖母だけ…

内科の先生方とは違い、元々介護医療に縁遠い科であることと、
上記のような家庭環境で、肌感覚として介護の世界を実感して来なかったためでしょう。
今回の一連の手続きだけでも、自分のこの分野での知識の無さを痛感しました。

義祖母には、以前から再三、コチラに来てはどうかと声を掛けてきたのですが、
子供では無く、孫に世話になるという事にためらいがあったようで、
今回このようになったことで迷惑かけて申し訳ないとしきりに言ってきます。

しかし、私自身はこの機会を与えられたことを感謝しているんです。

医療者としての幅も広がりますし、当院に来られるもっと大変な介護をされている患者さんにも寄り添えるような気がしているからです。
(祖父母という存在を初めて身近に感じることができますし…)

結局は、今のところ、スープの冷めない距離に祖母が引っ越してきた感じで、
賑やかになったくらいなのですが…


今年は、改装に入った9月くらいから怒涛の忙しさでしたが、充実した1年でした。
来年も皆様にとって良い年でありますように。ブログも頑張って更新します。



2018年12月2日日曜日

ボヘミアン・ラプソディがスタジアムから聴こえる

クイーンの映画の予告編をYouTubeで観て、面白そうだなとは思っていました。
しかし、リアルタイムを知っていて、まだその余熱が残ってる感もあるのに、
もう映画になるのかという違和感もありました…

はて、それでは自分はいつからクイーンを知っているのだろうか?
記憶を辿ってみたところ、すぐに同級生の「バーやん」に行き当たりました。

幼少期からピアノを嗜み音楽に精通していた彼が、
クイーンの楽曲が素晴らしいこと、
本国より先に日本で火が付いたので日本贔屓であること、
家の近所の西宮球場で先日ライブがあり、音がダダ漏れだったので窓を開けてずっと聴いていたこと
…などと語ってくれた記憶が蘇ってきました。

Wikiで調べたら、西宮球場でのライブは1982年10月、
「バーやん」の話を聞いてレコード店!に買いに走ったベスト盤のLPが1981年発売
…ってことはやっぱり中1か中2の頃から聴いていたんです。

そういえば「バーやん」西宮に住んでたんやなあ…

え、西宮球場ってガーデンズやん。もしかしてTohoシネマズ西宮で映画掛かってる?
この映画はそこで観なきゃ意味無いよ!観なかったじゃ済まないからな…
みたいな感じで、急遽一人映画鑑賞してきました。
(家族はもちろん、私のテンションアップを冷やかに眺めるのみ…)

映画も結構良く出来ていましたが、
あの時の会話に出てきたクイーンのライブが、
同じ地でスクリーンの中で繰り広げられ、何故かそこに座っている自分。
妙な感慨深さがそこにはありました。

わかってくれる人いますよね?

2018年11月26日月曜日

この世は多面体

一昨日は「10万個の子宮〜あの激しいけいれんは子宮頸癌ワクチンの副反応なのか」の著者である村中璃子先生の講演会に行って来ました。
会場の神戸市医師会館は、先生を応援したいと集まった産婦人科医・小児科医etc.で既に満員状態…

因果関係の不明な患者に群がる反ワクチン運動の市民団体、メディア、弁護団、そして情けないことに医師である大学教授までが加担し、捏造したエビデンスを振りかざして、日本における子宮頸癌ワクチン接種をほぼストップさせてしまいました。

医師でありながらジャーナリストの肩書きをお持ちの村中先生は、それを論理的に科学者らしく論破していかれ、その捏造を暴かれました。そこに多くの医師たちが賛同と賞賛を贈っているのです。

今年ノーベル賞を受賞された本庶佑先生のお力添えもあり、一部メディアでは最近少し風向きが変わって来たとの事でしたが、現場レベルではまだまだです。

ただ当院でも最近少し、問い合わせは増えてきているような実感があります。芦屋という土地柄なのでしょうか?
海外経験がある方も多く住まれているので、諸外国の事情を知っておられたり、ワクチンに対する認識がしっかりしているのかもしれません。(カナダでは男性も定期接種に入っているので、留学中の次男(12才)も普通に他のワクチンと一緒に接種していました。)

「得体の知れないこの反ワクチンのタッグは何なのか?宗教か?お金目的?」そう質問された先生がいらっしゃいました。
村中先生も答えに窮しておられましたが、私も確かに何か背後はあると思います。
ただそれは背後で誰かが操っているというより、イデオロギー的なものではないかと思います。(赤から緑へ色を変えた人達?)
反捕鯨、反原発、反肉食…そういう人は少数ではあるが世の中に一定数はいて、同じ事象を見ているはずなのに全く見えているものが違うんです。多面体だから、どちらも正義を孕んでいるのでややこしい。ただ、それでは社会は前に進まんのです。

今回間違っていたのは、村中先生も仰っていましたが、政府の対応です。
毅然とワクチン接種を続けていれば良かったんです。
それを定期接種(=recommended vaccine 推奨されるワクチンと訳されるそうです)にも関わらず、「積極的な接種勧奨を差し控える」なんて言質を取られるような通達をするから、前に進まない。

国際問題でも見ていたらそうじゃないですか、毅然としない態度が、問題を軟着陸させるどころか、拗らせてしまっている。

創薬に携わる人達も、現場の医師も、良いものは広く行き渡って欲しい。
そう願うのが、大多数が見る面なのですから…

2018年11月8日木曜日

伊丹北高校へ行って来ました

今日は、ここ数年呼んでもらっている伊丹北高校で1年生を対象に講演をして来ました。

例年、割とおとなしい感じの生徒さんが多い印象(テーマのせいかもしれませんが)の学校ですが、今年の1年生は結構活発な感じで、リアクションも良くて楽しかったです。
去年は3年生だったので、落ち着いた印象…学年毎の特徴があって面白いです。

先日、製薬会社の方から教えて頂いた「エニアグラム」という性格分析で、
自己分析の結果、自身の子の将来だけでなく、次世代の子供達の未来やそれを取り巻く環境に対象が向かい、
そのことでストレスや喜びを感じるタイプである…みたいなことが書かれていました。

自分では「頼まれれば頑張ります」みたいなスタイルで講演していたつもりでしたので、
「ああ、元来こういうの好きやったんや」と改めて自己発見が出来たところでした。

本日の講演は、それを再認識させてくれる場となり、私自身にも収穫となりました。

北高の皆さん、今日はありがとう。高校生活エンジョイして下さいね。
感想楽しみにしています。(disるなよ!)

さて、講演も終わると、締め切りのある仕事が終わりになり、ちょっとひと段落。
あとは、年末に向けて日常診療にひたすら励むことになります。
(もう一つ頼まれていた製薬会社からの講演は年明けへ延期になりました。)

ここの所、不妊治療でフォローしていた患者さんが、立て続けに妊娠され、
今年の宿題が、急に片付いた感じがします。忘年会の予約も完了!

あと2ヶ月、皆さんも頑張って行きましょうね。




2018年10月25日木曜日

明石高校で講演会がありました

思春期講演会の依頼をいただき、昨日兵庫県立明石高校に行って参りました。

数年前に保健・養護の先生方の会合にお呼びいただいて、
その時のことを覚えていてくれていた先生からのご依頼でした。
(O先生有難うございました。)

明石高校は楽天の三木谷社長を始め、昔から有名人を数多く輩出している伝統校です。

そして兵庫の公立高校では唯一の美術科があるので、
芸術家志望の息子から進路の一つで考えていると聞いていて、
私もちょっと気になる学校だったんです。
ですから、依頼を受けた時はその偶然にビックリしました。

昔、研修医の頃のアルバイト先が明石市民病院で、
週に1、2回、京都から朝早く電車に乗って明石まで通っていました。
どんよりとした冬の京都から、あの須磨の辺りからの明るい光、開放的な海が見えてくる車窓…病院も活気にあふれていて、いつも私の気分をポジティブにしてくれたものです。

今でも、たま〜に週末の昼にお寿司や明石焼き食べに行ったり、
魚の棚をのぞいたりする事があるんです。

あ、私の明石愛の話はどうでもよかったですね。

講演の方は、考査明けということで、うつらうつらとしている生徒さんもいましたが、
先生方にもご好評いただき、概ねokという感じでした。

あと感激したのは、普段は気にかけない講演のタイトル文字の看板です。
多分、文字にオーラがあったんでしょうね。急に目に入ってきたんです。
「あれ?この文字って滅茶苦茶凄くないですか?」
「うちの書道の先生が書かれたんですよ!今日はいらっしゃらないんですけど…」
「こんなに自分の名前を格好良く書いてもらったのは初めてです。
こんな事ならタイトルを講演と関係の無い座右の銘とかにしとけば良かった…」
などと言いながら、お土産に貰っちゃいました。記念に保管しておきます。
さすが美術科のある学校でした。

さて、再来週はいつもの伊丹北高校で講演させていただきます。
今回の講演の反省点を踏まえて、内容を少しbrush upして臨もうと思います。









2018年10月9日火曜日

9月は忙し過ぎた

先月に行われたクリニックの改装も無事終了。
壁紙や床の貼り替え、一部壁を撤去と小規模ではありましたが、
診療日を3日お休みさせていただき、皆様には大変ご迷惑をお掛けしました。

小規模リフォームの割には効果絶大で、「広くなった」「明るくなった」と好評をいただいております。
いつもながらの丁寧な仕事ぶりの工務店さんには大変感謝しています。

これを機にと、物品や薬品の管理方法、在庫管理の見直しにも手を付け
、ちょっと棚を買って作ったり、机やイスを動かしたり、
掃除・設置・梱包材の片づけと・・・
唯一の男手として、診療が終わった後に毎日夜中まで黙々と作業しておりました。
メチャクチャ疲れました。

そもそも月初の台風で、次男坊の関空からカナダに戻る予定が遅れ、
結局セントレア(中部国際空港)まで送る羽目になった頃からてんやわんやでした。
今後は関空の代替えにも使えるかもって思いもありましたが、やっぱり遠かった・・・。

あと卒後30年記念の高校同窓会もありました。
当時の面影を残したままの面々と楽しい時を過ごさせてもらいました。
しかし、この年齢になると物故者も数人いて、少し寂しい想いにもかられました。
あっ、結構このブログを読んでいる友人も多いみたいで、
静岡でドクターをしているT君(書いといたで)にも声を掛けてもらいました。

このブログには統計機能がついていて、
調べると現在で延べ10万ビュー位みてもらっているのですが、
実は肝心の患者さんより、知り合いばかりが覗きに来ているのでは?という疑念が湧いてきています。

・・・ああ、なんか今回は話がうまくまとめられません。すみません。

今月末には明石高校、来月頭には伊丹北高で講演会がありますので、
次回はその辺りのことを書いてみようかなと思います。






2018年8月6日月曜日

のん

我が家は全員、朝ドラ「あまちゃん」以来、のん(能年玲奈)さんの大ファンです。

自宅のテレビのハードディスクには再放送の「あまちゃん」がまだ全話残っていますし、
所属事務所と揉めて芸能界を干されそうになりながらも、
ドラマの展開と同じように「リアルあまちゃん」として地道に活動を続けていた彼女を応援していました。
(そんな人めっちゃ多いと思います。)

妻の方が、私より熱く応援をしており、最近再びメディアでの露出が増えて来たのを、我が事のように喜んでいます。(Twitterフォローしてるし…)

そんな彼女が声優を務めたアニメ映画「この世界の片隅に」が、
冬にある拡大版の上映を記念して、シネリーブル神戸で再上映されていて
5日に舞台挨拶がありました。
イニエスタに続くクジ運で、何と見事に前売券を引き当て、
家族4人で行って来ました。
(今年は我ながら…持ってます!)
妻と長男は2回目の本作鑑賞、私と次男は初めての鑑賞となります。。

評判通りの素晴らしい映画で、終わった後にふと涙腺が緩みました。
そして、のんさんの舞台挨拶…

「なんか近くにおるのに、現実感ないなあ…lと隣の次男がポツリ。
思ったよりずっと背が高くて、顔も小さい…
今まで観ていた映像通りの顔立ちで、既視感は有るのですが、
実物はもうオーラがあり過ぎて、神々しくすら感じました。

帰り道で「有り難や、有り難や」と家族で言い合いながら、
秘仏を見た後のような気分に浸っておりました。

それにしても「この世界の片隅に」本当に良い映画です。
アニメーションだからこそ良かった。
彼女は作品に命を吹き込んだ感じです。
武田鉄矢さんが「人形浄瑠璃にもつながる」みたいな感じで絶賛していましたが、本当でしたね。
この時期に見ることでより意義深いものになりました。

2018年7月27日金曜日

イニエスタ

先日、三宮での会合が終わった後、呼んでもらったタクシーに乗り込むと、
運転手さんが、「このタクシーは『ヴィッセルタクシー』なんです。良かったら、ヴィッセル神戸の試合招待券を貰って頂けませんか?」とおもむろに仰る。

「へっ⁈」と何の事か解らずにいると、このタクシーがMKとヴィッセル神戸のコラボタクシーであること、ホームの試合がある時に11台だけが出動して週末のサッカー観戦チケットをプレゼントするのだ、と教えてもらいました。
2、3年前からの続いている企画だそうです。

「え、でも今週末の試合ってイニエスタが出るんじゃ…?」
「今日のお客さん、皆さんそう仰いますねー」

ワールドカップのネタを書いた後に、スペイン代表の至宝が…
これも何かの縁に違いない。そう思い、長男とノエビアスタジアムに行って参りました。

甲子園並に押し寄せる人々、昔に京都で観たJリーグの試合とはえらい違いです。
夕方でも暑かったですが、素晴らしいスタジアムとサポーターの応援でなかなか楽しかったです。
(チームが実力不足なのか、イニエスタ気の毒でしたけど…)

試合前に「愛の讃歌」のメロディに合わせて「神戸讃歌」っていうのをサポーターが歌ってましたけど、地元のチームって感じがして良かったです。
地域密着のJリーグの良さですね。
おらが街に「スペインの至宝」が来てくれて、これからが楽しみですね。

まさかのサッカーネタ連投となりました。

追記) 8月13〜15日をお盆休みにさせて頂きます。ご了承下さい。

2018年7月1日日曜日

W杯を見て仕事が過ぎった

サッカーW杯が盛り上がってますね。かくいう私も連日寝不足気味です。

対ポーランド戦で見せた日本の戦いぶりが話題になっていますが、
私は西野監督を断然支持します。

私の周りもみな同様の意見でした。

あの状況で数パターンあった選択肢のうちで、一番高い確率のものを瞬時に選んだ冷静さと度胸…その後の数分間はピッチ上で観る試合とはまた違う緊張感がありました。

分娩や手術でも、トラブルに遭遇した時、
①『やらかす人』…術野も見えていないのに、見切り発車で処置しようとしたり、周りを急かして、バタバタしてしまうようなパターン。
②『止まる人』…本人はフリーズしてしまって、スタッフが他のドクターを呼びに言ってことなきを得るパターン。
③『結果的に今できるベストを選択する人』…焦ってはいるが、出血しているところを手で押さえながら、スタッフを指示して応援を呼べる人。
の3パターン位の対応があるのではと思います。

どの業界でも第一線で活躍している人は、③を無自覚で選んでいるのだと思います。

決断を迫られる機会の多い職種に就いている人達は感嘆したんじゃないですかねえ、今回の采配は…

まあ、私は分娩やめてからは、ヒリヒリするような決断の機会はなくなっちゃいましたけどね。

2018年5月31日木曜日

仕事が楽しい

Kさんは、週1回お手伝いに行っていたクリニックで、妊婦さんの時に診ていた患者さんです。
ギャル風な感じで、とても2児の母には見えない方です。
彼女が体調相談で、わざわざ芦屋まで来てくれたのはちょっと意外(失礼!)でした。

私はかなり人の顔を覚えるのが得意な方なので、カルテの名前とお顔を拝見して一目で思い出したのですが、神妙な顔で入ってこられたので、こちらも冷静に対応しようと構えていると…

「私、実は先生に分娩の時にお世話になって…」って、「知ってるよ(笑)!」と思わず突っ込んでしまいました。妊婦健診って結構付き合いが長くなりますし、それも去年くらいのことですから。

でも、信頼してくれてわざわざ来てくれたのはとても嬉しかったです。他にも、何人か来てくださって本当に医者冥利に尽きます。

何を今更と行った感じですが、最近仕事が楽しくて仕方ないんです。
当直をしなくなって精神的にも、肉体的にも余裕が出ているからなのでしょうか?
患者さんのために頭を捻ったり、すごい腑に落ちた顔や、ホッとした顔をみるのが本当に楽しい。
ひょっとして「ゾーンに入ってる」 (?)
そんなことを思ってる間にクリニックは12年目に突入しております。

…医療情報も言っておかねば、
海外でポピュラーな『ミニピル』を導入したのは既にお伝えしたと思いますが、これがなかなかの優れもので、血栓リスクがほとんどなく、月経血量も減少するとなかなか評判良いです。
喫煙者や肥満の方、授乳中の方の避妊にはコレ。
あと40代の月経量多い方には、「ミレーナ」という子宮内に入れるピルみたいなのがあってこれもすごい優れものなのですが、挿入困難な方は『ミニピル』が良いですよ。
お気軽にご相談ください。

2018年4月7日土曜日

今月はただのご報告

今月から木曜日の午前診が復活致しました。

認知が行き届いておらず、開院の頃のような閑古鳥状態かと予想していましたが、
蓋を開けてみるといつもの診察日と同じく、たくさんの患者さんがお見えになりました。

平日一日を休むだけでも、皆さんにご面倒おかけしていたのだなと実感いたしました。

今後も気軽に利用して下さい。

あと、院内の一部改装を考えているのですが、お盆付近になりそうです。

また、ご迷惑おかけするかと思いますが、なるべく短期間で仕上げてもらえるよう工務店さんにお願いしていますので、
日程が決まり次第ご報告させて頂きます。

2018年3月22日木曜日

4月から木曜午前の診察が始まります

3月は私の誕生日での更新となりました。

近年は、私の誕生日に対する家族のレスポンスが鈍くなってきたため、自分でお店を予約して、強制的に祝ってもらうことにしています。
息子からは「ジャイアンリサイタル」と揶揄されていますが、そこはセルフプロデュースと呼んでもらいたいところです。
今年は、阪神芦屋駅近くの『bis』さんで美味しい料理とお酒を頂きました。
(ちなみに自分へのプレゼントとして自宅で炭酸水が作れるマシンを購入しました。これもセルフプロデュースです。
家でレモンサワーとかハイボールとか作りたかったんです。)

クリニックの方は、新しい看護師さんの採用も決まり、予定通り4月か木曜日の午前診が始められる事になりました。
二人の方を採用したのですが、どちらも明るく素敵な方で、良い方に来ていただけて本当に幸運です。
担当は私(院長)になりますが、気軽にご利用ください。

つい先日、A製薬の方が来られて、自社のアドバイザーになって欲しいとの依頼を受けました。聞けば、「先生のクリニックが低用量ピルの処方数が兵庫県下で一番多いので、色々アドバイスを頂きたい」と仰るのです。
「三宮や西北のクリニックもあるのに、それはないでしょう?」とお答えしたのですが、
「統計の取り方はあるかもしれないけど、本当ですよ!」と上司の方まで来られて教えてくれました。
未だ半信半疑なのですが、まあ処方数上位であることは間違いではなさそうです。
もともと当院が普及に力を入れて来た分野ですが、婦人科ガイドラインなどでも推奨されるようになり、時流の波にも乗ったのでしょう。
しかし、婦人科ならどこでも手に入る薬を、わざわざ当院に取りに来てくださる方が多いというのは本当に嬉しい限りです。
これからも皆さんのために一所懸命頑張ります。


2018年2月4日日曜日

結局、2月になってしまいました

また、得意のオサボリが炸裂してブログ更新が1月は出来ませんでした。
今年もぼちぼち書かせてもらいます。

まず、年末の伊丹北高校での講演について、生徒さんたちの感想文を届けていただきましてありがとうございました。
皆様、好意的な感想が多く、「先生の意図していることが、はっきり分かった…」と的確に論評してくれる内容もあり、大変嬉しかったです。

実は、オサボリと言いながらも、年始から多忙を極めていたのも事実でして、やっと一段落してきたところです。

まず、3月末でお産から引退しようかなと思っていたところ、先方のクリニックがまさかの経営者間の内紛で、年末に分娩を停止してしまうという事態となり、私の意図より早く引退となりました。
突然のことに患者さんも驚かれたようで、当院にまで電話が掛かってきたり、こちらに通院を決めて来られる方もいて、やや煽りを受けた形となってしまいました。
しかし、長年お世話になったクリニックですので、残念な終わり方でしたが、感謝の言葉しかありません。

あとは、次男がひょんなことからカナダに住むことになり、年齢と手続きの関係で私も昨夏から何度か現地に行くことがあり、年末・年始も2往復しました。(もう、今後はさほど行く必要はありませんが)
ウィニペグという中規模都市で、冬の寒さが有名らしく、年始は街中の温度計がマイナス26度!を示していました。そのまま外気を吸うと後で胸が痛くなりましたので、吸気が凍ってしまうのだと思います。
その体験のせいか、厳冬と言われる今年の日本の冬も、私にとっては春のようなものであり、体調が比較的良いのが救いですね。

今年は、春ごろに院内を一部リフォームしようと計画しており、信頼している地場の工務店さんとの打ち合わせ、また新たな看護師さんの募集も考えており、それが重なって1月が異常に長く感じました。タスクを黙々とこなすのみですが…

11年目ものんびり頑張ります。

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自己紹介

芦屋市, 兵庫県
阪神芦屋駅北へ徒歩2分。JR芦屋・阪急芦屋川からも徒歩8分の便利なクリニックです。