2023年5月26日金曜日

Blue Giant

若いジャズサックスプレーヤーの成長譚を描いた人気漫画『BLUE GIANT』の映画が、もうすぐ公開終了という事で慌ててシネリーブル神戸へ行ってきました。

漫画なのに音が聴こえるようだと言われたほどの作品を、実際音を聴きながら鑑賞できるのはファンにとっては堪えられない感動でした。

ただ、観に行かれる方は絶対に原作を読んで行かれた方が良いです。

この作品が感動するのは、実は音云々では無く、若い主人公の誠実なひたむきさに有ります。

映画では主人公以外の周囲の若者の真摯な姿にも焦点が当たっています。

ネタバレは避けますが、

実在しない筈なのに、人生に誠実な彼らに、希望ある未来を与えてあげてほしい

と原作者にお願いしたくなります。


最近、近しい人に不誠実なことをされていたことが発覚しました。

元々高慢な所はありましたが、

私たちの前で、奥様や子に道徳を説くこともあるぐらいの男でした。


問題が発覚してからも、虚実を交えて、なんとか籠絡、懐柔しようと

涙ぐましいメールを送ってくれていましたが、

もはや隠しきれないとわかった途端から、プツンと連絡を絶ってしまいました。

問題が大きくなって、ご家族に本性が露呈するのを恐れたのでしょう。

恥ずべきことをしながら、恥辱を受けるは耐えられないと言った所でしょうか?


彼は今、運命の業火に焼かれていると聞き及んでいます。

現実世界でも、ひたむきな誠実さがあれば、

希望ある未来がプレゼントされたかも知れないのに…


そういえば、矢沢永吉も「人を裏切って贅沢しても、決してハッピーにはならない」

みたいなこと言ってたなあ、おーん。


彼も何処かでこのブログ読んでるかも…

君、「足るを知る」って大事なことやで、おーん

(最後は絶好調阪神・岡田監督風。最近ツボです。)





2023年5月13日土曜日

法隆寺3年ぶり2回目

ゴールデンウィークは、近場の奈良辺りでも行こうかと検索した結果、

法隆寺の門前宿に行きつきました。


法隆寺は数年前に一人でぶらりと出かけ、「百済観音」との出会いにビビッときたので、

もう一度お目に掛かっても良いかと思っていたのと、

妻は小学校の遠足以来で、記憶に残っていないとの事だったので、

近いけど、非日常にはなるかと泊まりにしました。


その宿が結構コンセプトが面白く、

前日に名物スタッフによる聖徳太子や法隆寺のプレゼンがあり、

翌朝また別のスタッフが法隆寺を案内して、解説してくれるというものでした。


プレゼンも手慣れたもので非常に面白く、料理も美味しい。

拝観も、斑鳩育ちのハキハキとしたお嬢さんが、

ポイント、史実、主観を織り交ぜた楽しいガイドをしてくれて非常に良かったです。


宿のアンケートに、また来たいですか?という問いがあって、

「絶対に来たい」にチェックを入れたのですが、後で考えると売りが法隆寺だけなので

(もちろんビッグコンテンツではありますが)

そんな毎年というわけにはいかなそうなのが惜しい所です。


あと、連休を利用して髭を伸ばしてみました。

「イケおじ」を目指した無精髭風なのですが、知らぬ間に白髪が増えてて驚きました。

スタッフからは好評なのですが、それだけ髭が似合う歳になってきたということでしょう。


無造作ヘアーが、実は細かい造作を必要とするように、

シェフの気まぐれサラダが、決して気まぐれで出来たわけではないように、

私の無精髭も、残すべきところは残し、剃るべきところは剃ると

毎朝、鏡の前に立って整えています。


ジョリって剃りすぎちゃうまで、しばらくはこのままで行こうかと考えています。

夏場はやめとこうかな…


2023年4月2日日曜日

〇〇製麺でも満足出来る

医療機関なので気を遣ってもらっているのか、はたまた花粉の影響なのか、

患者さんのほとんどがマスクを着用してくださっています。


医療機関では、まだマスク推奨施設が多いですが

当院では、着用はあくまでも任意としており、

咳エチケットだけは守ってくださいというスタンスなのですが、

スタッフも着けたままですね。

本当にどちらでも良いのですが…


医師だけが、マスク付けずに診療していますが、正直すごく呼吸が楽です。

患者さんに説明する時に苦しんでいたのが嘘のようです。


なんでも、マスクを積極的に外しているのは、美人、イケメン、おっさん、だそうで、

私は2番目…スミマセン、3番目に当たりますので、外しています。

本来、ずっとマスクしとけ!と突っ込まれる年代ですが、

空気ぐらいはせめて自由に吸わせてください。


先月くらいから、すっかり体調が戻って、久しぶりにお酒が美味しい日々です。

こんぴらさん(金刀比羅宮)に参拝したのが良かったのでしょうか?


あの参道の長い階段も問題なく登ることが出来、本宮より奥にも行けそうだったのですが、

妻が乗り気でなかったため、まあいいかと参拝は本宮までに留め、

その代わり、参道途中にある表書院で、円山応挙展が開催されていたので、

そちらに寄って帰ろうという事になりました。


これが望外に素晴らしく、応挙直筆の襖絵などが飾られ、一見の価値ありでした。

しかも、私たち以外は見物客なし。ゆっくり鑑賞させていただきました。


一通り巡ったあと、受付の方と話しをしていたら、

あの有名な伊藤若冲の作品も奥に眠っており、近々それも、一般公開されるとの事でした。


「皆さん階段で疲れて、なかなかここまで立ち寄られへんのですけど、値打ちあるでしょ」

と笑っておられました。ホント、流石、こんぴらさん、奥が深い。


ただ、讃岐うどんを謳う店が各地で増えたせいか、本場でうどんを食べても、

フレッシュな感動が少なかったのが、唯一の残念ポイントだったでしょうか。

これは、私のバカ舌が、味の違いを判別できないだけかも知れませんが…


車でのアクセスも良いので、登れるうちにまた行ってみようと思います。








2023年2月1日水曜日

少なめ、タマゴ

 2月から木曜日の午前診が再開致します。

少し患者さんの利便性はアップするかなと思います。またご活用ください。


年末年始を食道楽で過ごし、年齢相応の胃もたれで苦しんでおりました。


年末年始も開けているお店が近隣に多く、

家族が久しぶりに全員集合し、特に出かけることもなかったので、

張り切って若者と一緒に、ふぐ、鉄板焼、フレンチ、etc.と連日のグルメ三昧。


仕事が始まった頃から、「あれ〜、晩御飯が胃の先に送り込まれんぞ〜」と

夜になると調子が悪くなり、知り合いの先生に相談。

案の定、食べ過ぎ認定いただきました。


CMで胃腸薬の見かけても、あんまり気にした事なかったんですよ、今までは。

どちらかといえばドカ食い部だったんで。

結局は、言いつけ通り胃薬2種を2週間服用で、スッキリ治っちゃいましたが、

加齢ですね。


毎週通っているインデアンカレー(慣れてくると注文の仕方が店員用語になります)でも、

自分より年配の方が『大・ルー大盛り!』とか注文しておられるのに、

『少なめ・タマゴ(ご飯少なめカレーの卵トッピング)…』しか頼まなくなっちゃいました。


まあ、身近な人で体調を崩す方も増えてきているので、自愛していこうと思います。


今年から、四柱推命でいうところの「空亡」に入りますので、

身体も精神もリラックスさせる方向で動きます。

種を撒く前に、土地を休めたり、耕したりする期間ですね。


夫婦で身近な所を旅したりして過ごそうかな…

他にはサウナ修行、神社仏閣巡りぐらいで…って、これはいつもの行動パターンか。

今年はよりのんびりと過ごそうっと。





2022年12月18日日曜日

気は病むが、前には進む

サッカーW杯面白いですね。今日はいよいよ決勝です。

…と何事も無かったかのような導入ですが、ブログサボっててごめんなさい。


最近、割とガチのマジでコロナワクチンの副作用に恐れを抱いており、

当院でも若い方の帯状疱疹や単純ヘルペスの再発を何度も経験し、

そう年でもない芸能人の訃報に接するたびに、不安が増長し気が病みます。


TwitterやYouTubeとかでそういう内容のものを見過ぎたのかも知れません。

しかし、それが検閲され、削除されてしまうのを目の当たりにするのも、恐ろしい限りです。


これでは周りの健全なドクターや患者さんからは、変人扱いされてしまうかも?なので、

心を整えるべく、またお寺巡りに行って参りました。


今回も古都・奈良にあります、「金峯山寺(きんぷせんじ)」でございます。

残念ながら、国宝の仁王門は改修中なのですが、

春と秋にしかご開帳されない本尊・蔵王権現立像を拝んで来ました。


全長7mの青い蔵王権現が3体並ぶという、圧巻のスケール。

木曜休診の恩恵を生かし、平日ならではの足元からじっくりゆっくりの拝観時間。

紅葉の美しい吉野の山々を愛でながら、マスクなんぞ外して深呼吸した日にゃ、

もう不安なんぞ吹き飛んだ感じです。


桜の季節も絶対良いですよ。

帰りに「ひょうたろう」の柿の葉寿司を買うのを忘れないように。


そんな訳で、みうらじゅん風な見仏記(けんぶつき)が多くなった今年のブログですが、

本年はこれが最終となりますでしょうか。


年内の診察は28日(水)午前診までで、年初は1月6日(金)から通常通りでございます。

来年2月からは木曜日の午前診察を再開いたします。

本年もありがとうございました。

来年も皆様にとり良い年でありますようお祈り申し上げます。

2022年10月16日日曜日

実家にご挨拶

9月は、ホームページのリニューアル、予約システムの変更、母親の死去…
などなど色々重なって、気が付いたら10月も半ばに差し掛かっておりました。
おかげさまで、自身の体調は良くなり、
見えにくかった視界も最新の治療により改善してきております。

先日、久しぶりの寺巡りをしようと思い立ち、奈良の長谷寺へ行って参りました。

ここは全国にある長谷寺信仰の総本山にあたる寺で、
年末、年初と訪ねた鎌倉の長谷寺の本家筋ということになります。

鎌倉長谷寺の大観音様に「お前は本当は湘南ボウイなのだよ、この近くにお住み…」
と啓示を受けたことに甚く感激し、ご実家の方へもご挨拶にと伺った形です。
そもそも引っ越す予定はないのですが…

総本山だけあってかなりスケールが大きく、正門から続く回廊で既に圧倒され、
大観音様は、鎌倉とは仰ぎ見る角度が違うためか、
心なしかドスが効いたお顔をされているような気がいたしました。
ボス感半端ない感じ…
本堂には清水寺と同じ様式の舞台もあり、そこから見る山々の景色に心が洗われました。
本当に素晴らしいお寺です。

コロナでここ2年ほどはスッキリしませんでしたが、もういいかな…
飽きちゃいましたね、この騒動にも。

大和路を旅した事で、久々にスッキリした気分になっています。
これからしっかり頑張ります。


2022年8月25日木曜日

「休んでごめんね」「いいよ」(と言って)

 コロナ感染や濃厚接触扱いでスタッフが歯抜けになり、ついに休診にまで追い込まれてしまいました。

8月はお盆休みも含めて、随分と休んでしまいました。すみませんでした。

 

 親との別れも近づきつつあり、世相の暗さと相まって、ちょっとスッキリしない毎日です。

自身も以前からあった目の病気が進行し、少し処置が必要になってきたようです。

こちらはレーザー治療で治るかも?なので、また休診ということはないですが、

片目の像が少し歪んで見えて気持ち悪いので、早く治して欲しいです。


 他のクリニックに行くといつも思うのですが、待つのは仕方無いにしても

(ウチも迷惑かけているので)、

会計遅いよなって思うことがあります。

慎重にチェックされているのだろうと思いますが、ウチのスタッフが早いのかも知れません。

場末のクリニックにはありえないくらいの数の患者さんが来てくださるので、

スーパーのレジみたいになっている時もありますが、何とか凌いでくれています。

あとで計算が合っているか、すごくドキドキするそうですが、エラーも滅多にないですね。


 でもそんな日は「人を増やして!」って、スタッフから後で怒られています。

確かに午後に働いてくれる人が欲しいのだけど、なかなか良い人が見つからないです。

また求人かけてみようかなと思っています。

あとは、コンビニみたいに自動釣銭機を導入しても良いかな?とも考えています。

出入金が合わなくなる心配が消えますし、今流行りの「感染対策」(実際は関係ないでしょうが)という名目も使えますしね。


 まあ、コロナも世相もどうなるかわからないけれど、右往左往せず着々とやるべきことを続けていこうと思います。また頑張ります。

 

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