2026年10月6日火曜日

国道16号線

国道16号線という幹線道路をご存知でしょうか?

東京を中心点として、横浜市、町田市、さいたま市…とグルッと千葉県木更津市あたりまでを同心円上で結んだ環状道路です。


何かの本で読んだのですが、この環状道路の周辺から都心までの都市圏に約3000万人が住んでいるそうです。日本の人口の4人に1人が住んでいる。

ここに、観光、ビジネス、はたまた政治、外交で人が集まり、それはもはや国の中にもう一つ国があると呼べるレベルです。

人口密度も極めて高く、当然、空中にしかスペースは無くなり、巨大な摩天楼が乱立する状態になっています。


少子高齢化で、今後地方が衰退していくと言われるなかで、首都圏集中はまだまだ続いていくでしょう。

巨大な人口の胃袋を満たす飲食店の数々、大学、数多くの企業のヘッドオフィス、美術館、博物館…


私が小学生くらいの頃は、東京大阪2大都市、東西両雄って本当に信じていました。

大阪出身ですし、思い入れも強かったと思います。

しかし、今はどうでしょう。最近は梅田周辺もすごくなっていますが、東京は梅田があちこちにある感じです。


最近、学生だった患者さんが大学や就職で関東にいくケースが増えています。

まあ、みんな帰ってきませんよね。

東京からって、意外と関西って見えていなくて、せいぜい名古屋まで。

あとは、東北や北陸の方がまだ見えてるんじゃないでしょうか。


そこで、今のうちにどこか国道16号線圏内に拠点が欲しいなあという考えに至りました。

芦屋はもちろん大好きなんですが、実需で考えて。(続)





10月21日(水)から午後枠16時に戻します

 なんとか、スタッフの目処も立ち始め、水曜午後枠を17時開始から元の16時開始に戻すことができました。

まだ慣れないスタッフが多く落ち着かない感じですが、皆様、温かい目で見守っていただけたらと思います。

2026年8月16日日曜日

人手不足

お盆休みをいただいております。

と言いましても、家族で1泊旅行した程度で、あとはクリニックでなんやかやと作業をしたり、ダラダラと過ごしてしまいました。


人手不足から、水曜日の診療が17:00~と短縮になり、さりとて新しい人材もなかなか補充できないまま、もう半年くらい経っています。

巷では、人材不足から閉院する施設もちらほら聞き及んでおりますが、昨今の開業ラッシュの影響もあるのか、当院でも以前と比べ人材確保が思うようになりません。


人手不足は午後の時間帯なのですが、患者さんのニーズは多いが働き手がいないと言う宿命。子育て世代の方はお子さんの戻ってくる時間帯には帰宅したいでしょうし、子育て卒業した方も、今更夕方まで働くモチベーションが起きないであろうと推察されます。


私自身は、クリニックでも街の公共財的な役割があると考えています。

また、年代が団塊ジュニア世代に近く、人口ボリュームも大きいグループです。そこそこゆとりも出てきたこの年代が本当にサービスを享受する側に全面移行して良いものかとの思いもあります。

仕事帰りに寄れるように若い人をサポートしたいですが、それはもう当院でなくても良いのかもしれません。


覚えることが多いので辞めます、家が駅から遠くなったので辞めます、人が減って大変なので辞めます…同年代なんですよね。

人は歳を追うごとにそんな感じになるのかもしれません。

個人的にはあと10年は普通に出来るかなあと思っています。(早死に家系なんで病気さえしなきゃね)

わざわざFIRE(経済的に自立して早期リタイアすること)なんて目論まなくても、他に大してやることないのなんて自明ですしね。

ちょこちょこ休みも取らせてもらって、リラックスして仕事ができていますし、「足るを知る」がモットーな自分としてはいい感じなんですが。もっと暇をもらえそうな雰囲気です。

いや、これは10年後に急にやめるより、今頃から縮少していきなさいと言う啓示なのかとも思えてきました。


本当に、誰か救世主来てくんないかな…

それとも自動受付やオンライン診療を導入したら乗り切れるんでしょうか?

とりあえず、オンライン診療資格は取っておきましたが。

それとも、「5時までクリニック」にしてしまうのが無難かなあ。

最近は、こんなことばっかり考えています。


心の声がおっきくなっちゃいましたね。



2026年6月13日土曜日

日本は貧しくなっているのか

先日は、月曜日を臨時休診させていただきご迷惑をおかけいたしました。


3泊5日という強行日程でカナダに行ってまいりました。円安、原油高で航空運賃も高騰しておりますが、ホルムズ紛争前に予約を入れていて良かったです。


行ってきたのはカナダ中央部の中堅都市で、もうかれこれ、5、6回は訪れている場所です。2年ぶりの訪問です。


そこで表題の件になるのですが、昨今の円安で、海外旅行、輸入物価、エネルギーが軒並み高騰し、ハワイ旅行をコンビニだけで食事で済ませたなどという(多分架空の)エピソードを話題にしながら、日本は貧しくなったと宣うメディアが多く無いですか?


たしかに、ここまでの円安に対して、国が無策というか、手を打たせてもらえなかった側面はあるにせよ、そんなに貧しくなったのでしょうか?


現地に行って、レストランやコンビニで買い物をして思ったのは、確かに物価は上がっている。2年前に比べると1.3〜1.5倍くらいでしょうか?

短期の一人旅なんで、そんなに気にはならない。まあ、ちょっと高いかなって思う程度。ポーションがでかいから、あれもこれも注文しないですし。

困るのは、現地の人でしょう。多少賃金が上がったからって、物価も上がったんじゃ生活が変わるわけがない。何も変わっちゃいない。

そりゃ、日本に旅行に来るぐらいの層にとっては、自国よりもクオリティの高いものが安く手に入るわけだから、日本は良いねってことにはなるでしょうが、逆に日本人が海外旅行に行っても、このクオリティでこの値段じゃコスパ悪いよね、日本はやっぱり良いねって話になるだけですよ。


90年代は逆にすごい円高で、内需拡大とか言われてました。その代わり、海外旅行は安くて、グアムとか沖縄旅行より安かったんじゃ無いかな?

物価が安い上に量も多いから、日本も飽食の時代とかって言われてたけど、米国とかそんなの比じゃなかったです。時代が巡っているだけじゃないのかな。


別に日本は何も貧しくなってはいないし、海外がことさらリッチな暮らしになっているわけでもない。彼の地でも、いつもの日常が続いていました。(留学とかは厳しいかもですね)

物価高が続いて、生活がキツくなってくるのはこれからなのかもしれませんが…


2年前から確実に変わったことは、向こうの食べ物がキツくなってきたこと。

これは私が歳をとっただけで、為替のせいではないですね。





2026年4月11日土曜日

ご無沙汰でした

 年初から結構忙しかったのと最近は愚痴をAIが聞いてくれるので、ブログを書こうかというモチベーションが低下しておりました。


ここ最近、1週間の経過が早くなっているのを実感し始め、これは私にとって日々がマンネリ化しているサインであり、ちょっと気合を入れ直したくなった次第です。


1年経つのが早いですね…なんて誰も言いたくないのですよね。

それには、旅行など移動距離が多く、フレッシュな経験を積むことが得策と言われています。


私たちは、毎日のルーチン(仕事や家事など)をこなしているとき、脳はエネルギーを節約するために「低燃費モード」で動いています。あまりに慣れた景色や行動は、記憶に残りにくいのです。

しかし、旅行や遠出をすると、

未知の景色、音、匂いなど、大量の新しい情報が入ってくる

脳が「これは重要だ!」と判断し、フルパワーで記憶を開始する

結果として、1日あたりの記憶の密度が非常に濃くなる

この「密度の濃い記憶」を後で振り返ると、脳は「こんなにたくさんの出来事があったなら、長い時間が経ったに違いない」と錯覚します。これが1年を長く感じさせます。


昨年、いろいろ考える所があり、横浜に古いマンションを買いました。

(この辺りについてはまたおいおいお話ししていこうと思います)

基本、息子に住んでもらっているのですが、これを機に、関東圏への往復が多くなり、

1、2ヶ月に1回はあちらに行っています。

行くたびに新たな発見があり、おかげで最近までは時間を早く感じずに過ごせていました。


今年は、6月にカナダ出張、7月にはタイへ行くことを計画しています。

これで、今年もじっくり時間が経過すると思います。

皆様には診察時間で少し迷惑をおかけすることがありますが、何卒ご容赦ください。


また、色々と発信していきます。

2025年12月14日日曜日

前方180度

「阿部ちゃん、前方180度だけがドライバーの責任やから、後ろなんか気にせんでええんやで」


大学時代、私より早く免許をとり、家の車を乗り回してたせいか運転も上手だったクロちゃんが、私が初めて自分の車に乗った助手席でアドバイスしてくれました。


交通法規的にはどうかと思うのですが、人様の迷惑になっていないか気になってバックミラーばかりを見ていた私に、たまりかねての一言だったんでしょう。

でも、不思議とその言葉を聞いてから、運転が楽になった気がします。


先日、そのクロちゃんの突然の訃報に接しました。もう、20年以上会ってなかったけど、facebookで近影は見ていましたし、亡くなる2週間前に連絡があって、久しぶりの無駄話を交わして、1月に京都で仲間数人と会う約束をしたところだったんです。

本当に驚きました。


そして、仕事終わりに、お通夜に向かうため京都と奈良の県境の方の街までクルマを走らせている時に、ふとあのエピソードが蘇ってきたんです。


着いた頃には弔問客も少なくなっていて、残ってくれてた旧友や奥様、息子さんとあれこれ話しをしました。亡くなってからお通夜まで少し日にちが経っていたせいか、奥様も息子さんも医療関係者のせいか、思いの外、湿っぽさのない明るいお通夜でした。


そこで、あのエピソードを話したんです。そしたら、奥様も息子さんも口を揃えて「全く同じこと言われた」って。クロちゃん秘伝の運転の心得だったんですね。


なぜ、あんな話を思い出したのだろうと帰り道でも考えてたら、ちょうど暗い奈良側から、トンネル抜けてネオンの多い大阪に入ったあたりで、ふと思ったんです。

ああ、前方180度って、現在と未来のことなんだなって。


クロちゃんの乗るクルマは、どこかのインターで降りたのかもしれないし、

ずっと前を走ってるのかもしれない。

でもとにかく、私たちは前方180度だけ見ておけば良いってことなんだよね。

2025年9月15日月曜日

幸福論

こうみえて、私だって人生について考えています。そして幸福とはなんであろうかと。

昨今の脳科学的に解明するならば、幸福感とはホルモンや神経伝達物質が媒介する電気信号のネットワーク活動ということになります。

それを大別するならば、
1. 心の安定・安心感のセロトニン
2.  快感・やる気・達成感のドーパミン
3.  愛情・絆のオキシトシン
4.  強い快楽・鎮痛作用のエンドルフィン
ということになるでしょう。

まあ、例えばですが、
猫ちゃんに起こされ、毎朝5時半に起床、庭の水やり(セロトニン)
仕事で、不妊治療中の患者さんが妊娠判明(ドーパミン)
妻にちょっと怒られたけど、猫ちゃんを撫でて(オキシトシン)
スパ水春のロウリュウで整って(エンドルフィン)

あるいは
ジムでストレッチとウォーキング(セロトニン)
連休前の外来が終わって(ドーパミン)
あれやっといてって言われたことを忘れて注意されたけど、猫ちゃん撫でて(オキシトシン)
週末に美味しいもの食べて(エンドルフィン)
(※あくまでも参考です)

これを日々達成していけば、ああ幸せな人生だったなとなるのでは?

人間の悩みなんて、
金、恋愛も含めた人間関係、仕事、健康の4つくらいしかなんですから、
それぞれの悩みを、幸福ホルモンに変換できれば良いんじゃないですかね?
こう解釈したら、このホルモン出るなとか考えて。

1日が終わる時に、『今日は4つの幸福ホルモン、全部出たな』って思えたら幸せかなと。

このストレス解消にもつながるアイデアをスタッフに得意げに披露したところ、
「ふーん、誰も同意しないんじゃないですか」とにべも無い返事…
ふう、今日も猫ちゃん撫でよう。

あとは、「かわいい」より「きゃわいい〜」、「うまい」より「うまうまうま〜い」の方が、
より幸福ホルモンが出るのか、私の分析はそこまで進んでるんだけどな…

ブログ アーカイブ

自己紹介

芦屋市, 兵庫県
阪神芦屋駅北へ徒歩2分。JR芦屋・阪急芦屋川からも徒歩8分の便利なクリニックです。