2011年7月11日月曜日

クリニックの方向性が確信できました 3

 男女間に優劣はありませんが、生物学的な性差はあります。月経、妊娠は女性だけに起こります。(当たり前ですが…)しかし、それによって社会的・経済的にハンディを負わねばならないというのはおかしな話です。スカンジナビア諸国などはこのあたりがすごく進んでいますが、日本がいきなり夫婦合算で1年間育休をとれるような国になるとは思えません。しかし、そちらの方向に進むことは、まず間違いないのではないでしょうか?
 現在、日本では現職閣僚に女性が一人もいません。既に女性首相が誕生している国々があるというのに…。まあ、このままということはありえないでしょう。女性の社会進出は確実に進んでいます。その時に、女性は月経時期や妊娠時期を自分でチョイスする必要が出てくるはずです。OC(低用量ピル)の服用が不可欠になるでしょう。
 当院は、男女が社会的に「中性化」していくという近未来にベット(賭け)しています。ですから、これからももっとOC服用を女性の健康面から社会面から勧めていきます。時流に乗ったクリニックが今後も支持されないはずはないと自信がもてるようにもなってきました。
 あくまでもチョイスですので押し付けはしませんが、今服用中の貴方や、これから服用しようと考えている貴方が、少しずつ時代を動かしていることを気づいておられるでしょうか?生理にまつわる悩みを我慢しない、望まない妊娠で泣かない、すべて女性が自分自身で選ぶことです。講演会でも、「丸腰ではなく、これからはOCを装備して社会に出てもらいたい。それが流れだ。」と伝えていきたいと思っています。
 さあ、私の世代ではどのような社会になるところまで見せてもらえるでしょうか?当てが外れたらクリニックつぶれていますね(笑)。

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