既に発売されている「サーバリックス」という子宮頸ガン予防ワクチンに加えて、「ガーダシル」というワクチンも発売となりました。9月15日よりこちらも公費接種の対象となります。
子宮頸ガン予防の観点からはどちらも大差はありませんが、「ガーダシル」は『尖圭コンジローマ』というイボができる性病の予防効果もあるというオマケ付きです。どちらが良いのかと聞かれると非常に困るのですが、「サーバリックス」はワクチンの持続効果が高いのを売りにしており、「ガーダシル」はオマケを売りにしています。世界的なシェアは「ガーダシル」の方が高いのですが、日本では「サーバリックス」が先行発売されたためかなりリードしている状態です。
「どちらでもいいから打っといて!」が一般的な結論ですが、海外で両方販売されているところでは何か使い分け方があるのか情報収集中ですので、またお知らせいたします。ちなみに当院では値段はどちらも同じです。希望の方は電話にてご予約してください。本当にどちらでも大差はないはずですから、「先生はどちらがいいと思いますか?」等の質問は無しですよ。
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