2人と出会ってからは、全てが好転。
新しいルームメイトは本当にナイスガイで、休日には地元の実家に案内してもらったり、出身高校のフットボールの試合に連れて行ってくれたり。クラスでも、多くのインターナショナルな友人が増えていきました。
仲間内でも母国語で話さない訳ですから、相手にとってみても、コソコソしたところがなく、非常にオープンに感じたのでしょう。興味津々でコミュニケーションをとってきてくれました。そして、いつもお腹が減っているように見えたのか、色んな国の人から、やたらとご馳走してもらったのも良い思い出です。
緑豊かな広大なキャンパス、大学敷地内にある巨大なスタジアムで盛り上がるカレッジフットボール、週末はパブに繰り出し、ご陽気に飲み、踊り…。あっという間に時間が過ぎて行きました。その時も、ふと思ったんです。「何か映画の中にいるみたいだな」って。
実際、私がいた前年くらいに映画「フォレスト・ガンプ」のロケ地になっていた場所なので、スクリーンやテレビで流れるたびに不思議な感覚になっていました。ストーリーとは離れた感慨があるというのでしょうか…
私の映画共演者の2人との20年ぶりの再会。グランフロントで、日本語で、昔話に花を咲かせました。次々と思い出が出てきて、あっという間に時間が過ぎて行きました。
昨今のSNSのおかげで、再会出来たのですが、繋がっていない時間があった方が思い出は美しいのかもしれません。皆口々に「なんか不思議な感覚だね」って言っていましたが、この再会も映画のエンドロールの後の1シーンだったのかも知れません。
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