令和になっても、そう日常に変化がないことに気が付き始めた今日この頃です。
それに5月7日は当院の開院日だったのですが、とうとう干支が1周したにも関わらず、
スタッフに言われるまで気付かず、相変わらずあたふたしておりました。
未だ「半人前感」抜けず・・・といったところです。
さて本日、言いたかったのは、
「最近、豆乳の飲み過ぎ(大豆イソフラボン摂り過ぎ)で出血する人多過ぎる」
ってことです。
ピル服用中の若い人から、閉経後の方まで、
今までホルモン剤服用中に何も無かったのに、
「最近シート途中で出血が・・・」
「豆乳とか良く飲んでませんか?」
「あっ、年明けからお肌キレイになるって聞いて毎日飲んでます」
「それ、ちょっとやめてみて!!」
みたいなやり取りが凄く多い。
大豆イソフラボンは女性ホルモンと構造が類似していることが知られており、
更年期症状に対するホルモン療法の代替療法としても一定の効果が認められています。
しかし、高容量・長期間の大豆イソフラボン投与が
「子宮内膜増殖症(生理の素を増やしちゃう病気)を増加」
させることは案外知られていません。
内閣府食品安全委員会からも、過剰摂取による癌のリスクを考慮し、
通常の食品に上乗せするイソフラボン量の上限が設定されています。
主に、サプリなどに対する警告なのですが、個人的には豆乳も結構良くないかなと・・・
普段でも、納豆やお豆腐、お味噌汁を摂っている人なら、
それに1日コップ1杯の豆乳でアウトでしょう。
豆乳を良く飲むようになったのは、ここ20年くらいではないですか?
それにソイラテなどでブームになったのは、この10年くらいでしょうか?
これは今までの食習慣から見れば、サプリを加えているのと同じじゃないでしょうか。
そんなに体に良いなら、長い歴史の中でもっと飲用されていたはずですよね。
きっと何か訳があるんですよ。さほど愛飲されていなかった訳が。
味が急激に良くなった?でもソイラテだとコーヒーの風味飛んじゃいません?
何でも「摂り過ぎ」はいけませんよ。
生理痛がキツイ方も控えた方が良いです。
3食の中で大豆製品を普通に摂取していれば、プラスαは不要です。
たま〜に位で充分だと思いますけどね。
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