9価のHPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)が「シルガード9」という名で、ようやく発売となりました。…が結構、面倒です。
全例登録が必須となっており、接種にはスマホとEmail が必要となります。
1.事前または当日に「ワクチンQダイアリー」にスマホから新規登録。
(無用の登録を防ぐため、本ブログではリンク貼付はやめておきます)
2.待合室で予診表(紙)とシステムの予診票に入力
3.ドクターが閲覧サイトから患者さんを見つけて、閲覧への許可申請。
4.閲覧の「同意」が得られたら、接種。
という流れです。
実際は来院していただいて、一緒にやっていくような感じになりそうです。
「初回、2ヶ月目、6ヶ月目」という接種方法と
「初回、1ヶ月目、4ヶ月目」という方法があります。
どちらがおすすめとかはありません。(*来院時にご相談ください)
いずれにせよ、計3回の接種が必要で、1回28000円(税込)と設定いたしました。
公費の対象とはなりませんので、ご注意ください。
従来品の「ガーダシル4」は、登録は不要で、当日問診票記載のみです。
1回16500円(税込)です。
公費接種は当面こちらのままとなります。
大層な手続きにした厚労省、
事前シミュレーション無しでスターターキットだけ持ってくる製薬会社、
最近の外来の混雑ぶりに拍車をかけるのでは…と不安と怒りが若干沸き起こっております。
まあ、動かないことには何も始まりませんから、とにかくやってみようと思います。
製品、手技には問題無いんですが、全例登録って面倒ですよね。
まあ、転居などで接種状況や回数を忘れた時に確認できるのは悪く無いですし、
不具合が出た時の追跡はしやすいとは思いますが…
データが欲しいという側面もあるでしょうね。
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