2019年2月2日土曜日

ここのところ介護がらみです

いつものように産経新聞を眺めていると、「在宅善哉」という連載コラムが目に入りました。
その脇には見覚えのある顔写真…大学時代の友人の女性ドクターでした。

在宅医療がテーマのとても面白い内容で、
思わずFacebook(もうたまに眺めてるだけですけど)で連絡を取っちゃいました。
これからの連載も楽しみにしています。

そして、前回にもお伝えした豊岡から呼び寄せた祖母は、
今度は施設でふらついて転倒し、前腕骨折の大ケガ。
体の無理が効かなくなってきているのに、
こんなはずではと頑張ってしまうようです。
「迷惑かけてすみませんなぁ」と可愛く呟く91歳…ええんですよ、そんなん


このタイミングで先日、医師会主催の在宅医療推進協議会という講演会に招かれました。
在宅医療における婦人科領域の対応についての質疑応答形式の講演です。
近隣の介護施設の方などが来られていて、
いろいろご質問いただきとても有意義な交流になりました。
今後、当院としてもできる限り協力していきたいと思っています。

そんな訳で、2019年のテーマは「介護」になりそうな予感ですね。

2018年12月31日月曜日

平成最後の大晦日に

豊岡で一人で住む義祖母が肺炎になっているので、大きい病院で入院精査してもらう
との連絡がかかりつけ医から入りました。

原因は、自宅から発生したカビが原因のアレルギーだったようで、自宅から離れることが治療との事。
御年91歳!
慣れ親しんだ街から離れるのは寂しかろうとは思いましたが、
これを機にコチラに来てもらおうと、急遽施設を探し、退院即入居出来る様に手配しました。

幸い良いところが見つかり、私がお迎えに行き、無事入所。
今はすっかり元気になって、「やることがなくて退屈…」なんて言ってくれてます。
この2,3週間の出来事です。

几帳面な人なので、部屋などは綺麗に掃除されていましたが、
冷蔵庫で保存していた食品の管理が少し出来なくなって来ていたようで、そこがアレルゲンのようでした。

私には物心のついた頃から祖父母はおらず、今は母親のみ健在で、兄が近くにいるのでお任せしています。
妻は、両親を早く無くしているので、今はこの祖母だけ…

内科の先生方とは違い、元々介護医療に縁遠い科であることと、
上記のような家庭環境で、肌感覚として介護の世界を実感して来なかったためでしょう。
今回の一連の手続きだけでも、自分のこの分野での知識の無さを痛感しました。

義祖母には、以前から再三、コチラに来てはどうかと声を掛けてきたのですが、
子供では無く、孫に世話になるという事にためらいがあったようで、
今回このようになったことで迷惑かけて申し訳ないとしきりに言ってきます。

しかし、私自身はこの機会を与えられたことを感謝しているんです。

医療者としての幅も広がりますし、当院に来られるもっと大変な介護をされている患者さんにも寄り添えるような気がしているからです。
(祖父母という存在を初めて身近に感じることができますし…)

結局は、今のところ、スープの冷めない距離に祖母が引っ越してきた感じで、
賑やかになったくらいなのですが…


今年は、改装に入った9月くらいから怒涛の忙しさでしたが、充実した1年でした。
来年も皆様にとって良い年でありますように。ブログも頑張って更新します。



2018年12月2日日曜日

ボヘミアン・ラプソディがスタジアムから聴こえる

クイーンの映画の予告編をYouTubeで観て、面白そうだなとは思っていました。
しかし、リアルタイムを知っていて、まだその余熱が残ってる感もあるのに、
もう映画になるのかという違和感もありました…

はて、それでは自分はいつからクイーンを知っているのだろうか?
記憶を辿ってみたところ、すぐに同級生の「バーやん」に行き当たりました。

幼少期からピアノを嗜み音楽に精通していた彼が、
クイーンの楽曲が素晴らしいこと、
本国より先に日本で火が付いたので日本贔屓であること、
家の近所の西宮球場で先日ライブがあり、音がダダ漏れだったので窓を開けてずっと聴いていたこと
…などと語ってくれた記憶が蘇ってきました。

Wikiで調べたら、西宮球場でのライブは1982年10月、
「バーやん」の話を聞いてレコード店!に買いに走ったベスト盤のLPが1981年発売
…ってことはやっぱり中1か中2の頃から聴いていたんです。

そういえば「バーやん」西宮に住んでたんやなあ…

え、西宮球場ってガーデンズやん。もしかしてTohoシネマズ西宮で映画掛かってる?
この映画はそこで観なきゃ意味無いよ!観なかったじゃ済まないからな…
みたいな感じで、急遽一人映画鑑賞してきました。
(家族はもちろん、私のテンションアップを冷やかに眺めるのみ…)

映画も結構良く出来ていましたが、
あの時の会話に出てきたクイーンのライブが、
同じ地でスクリーンの中で繰り広げられ、何故かそこに座っている自分。
妙な感慨深さがそこにはありました。

わかってくれる人いますよね?

2018年11月26日月曜日

この世は多面体

一昨日は「10万個の子宮〜あの激しいけいれんは子宮頸癌ワクチンの副反応なのか」の著者である村中璃子先生の講演会に行って来ました。
会場の神戸市医師会館は、先生を応援したいと集まった産婦人科医・小児科医etc.で既に満員状態…

因果関係の不明な患者に群がる反ワクチン運動の市民団体、メディア、弁護団、そして情けないことに医師である大学教授までが加担し、捏造したエビデンスを振りかざして、日本における子宮頸癌ワクチン接種をほぼストップさせてしまいました。

医師でありながらジャーナリストの肩書きをお持ちの村中先生は、それを論理的に科学者らしく論破していかれ、その捏造を暴かれました。そこに多くの医師たちが賛同と賞賛を贈っているのです。

今年ノーベル賞を受賞された本庶佑先生のお力添えもあり、一部メディアでは最近少し風向きが変わって来たとの事でしたが、現場レベルではまだまだです。

ただ当院でも最近少し、問い合わせは増えてきているような実感があります。芦屋という土地柄なのでしょうか?
海外経験がある方も多く住まれているので、諸外国の事情を知っておられたり、ワクチンに対する認識がしっかりしているのかもしれません。(カナダでは男性も定期接種に入っているので、留学中の次男(12才)も普通に他のワクチンと一緒に接種していました。)

「得体の知れないこの反ワクチンのタッグは何なのか?宗教か?お金目的?」そう質問された先生がいらっしゃいました。
村中先生も答えに窮しておられましたが、私も確かに何か背後はあると思います。
ただそれは背後で誰かが操っているというより、イデオロギー的なものではないかと思います。(赤から緑へ色を変えた人達?)
反捕鯨、反原発、反肉食…そういう人は少数ではあるが世の中に一定数はいて、同じ事象を見ているはずなのに全く見えているものが違うんです。多面体だから、どちらも正義を孕んでいるのでややこしい。ただ、それでは社会は前に進まんのです。

今回間違っていたのは、村中先生も仰っていましたが、政府の対応です。
毅然とワクチン接種を続けていれば良かったんです。
それを定期接種(=recommended vaccine 推奨されるワクチンと訳されるそうです)にも関わらず、「積極的な接種勧奨を差し控える」なんて言質を取られるような通達をするから、前に進まない。

国際問題でも見ていたらそうじゃないですか、毅然としない態度が、問題を軟着陸させるどころか、拗らせてしまっている。

創薬に携わる人達も、現場の医師も、良いものは広く行き渡って欲しい。
そう願うのが、大多数が見る面なのですから…

2018年11月8日木曜日

伊丹北高校へ行って来ました

今日は、ここ数年呼んでもらっている伊丹北高校で1年生を対象に講演をして来ました。

例年、割とおとなしい感じの生徒さんが多い印象(テーマのせいかもしれませんが)の学校ですが、今年の1年生は結構活発な感じで、リアクションも良くて楽しかったです。
去年は3年生だったので、落ち着いた印象…学年毎の特徴があって面白いです。

先日、製薬会社の方から教えて頂いた「エニアグラム」という性格分析で、
自己分析の結果、自身の子の将来だけでなく、次世代の子供達の未来やそれを取り巻く環境に対象が向かい、
そのことでストレスや喜びを感じるタイプである…みたいなことが書かれていました。

自分では「頼まれれば頑張ります」みたいなスタイルで講演していたつもりでしたので、
「ああ、元来こういうの好きやったんや」と改めて自己発見が出来たところでした。

本日の講演は、それを再認識させてくれる場となり、私自身にも収穫となりました。

北高の皆さん、今日はありがとう。高校生活エンジョイして下さいね。
感想楽しみにしています。(disるなよ!)

さて、講演も終わると、締め切りのある仕事が終わりになり、ちょっとひと段落。
あとは、年末に向けて日常診療にひたすら励むことになります。
(もう一つ頼まれていた製薬会社からの講演は年明けへ延期になりました。)

ここの所、不妊治療でフォローしていた患者さんが、立て続けに妊娠され、
今年の宿題が、急に片付いた感じがします。忘年会の予約も完了!

あと2ヶ月、皆さんも頑張って行きましょうね。




2018年10月25日木曜日

明石高校で講演会がありました

思春期講演会の依頼をいただき、昨日兵庫県立明石高校に行って参りました。

数年前に保健・養護の先生方の会合にお呼びいただいて、
その時のことを覚えていてくれていた先生からのご依頼でした。
(O先生有難うございました。)

明石高校は楽天の三木谷社長を始め、昔から有名人を数多く輩出している伝統校です。

そして兵庫の公立高校では唯一の美術科があるので、
芸術家志望の息子から進路の一つで考えていると聞いていて、
私もちょっと気になる学校だったんです。
ですから、依頼を受けた時はその偶然にビックリしました。

昔、研修医の頃のアルバイト先が明石市民病院で、
週に1、2回、京都から朝早く電車に乗って明石まで通っていました。
どんよりとした冬の京都から、あの須磨の辺りからの明るい光、開放的な海が見えてくる車窓…病院も活気にあふれていて、いつも私の気分をポジティブにしてくれたものです。

今でも、たま〜に週末の昼にお寿司や明石焼き食べに行ったり、
魚の棚をのぞいたりする事があるんです。

あ、私の明石愛の話はどうでもよかったですね。

講演の方は、考査明けということで、うつらうつらとしている生徒さんもいましたが、
先生方にもご好評いただき、概ねokという感じでした。

あと感激したのは、普段は気にかけない講演のタイトル文字の看板です。
多分、文字にオーラがあったんでしょうね。急に目に入ってきたんです。
「あれ?この文字って滅茶苦茶凄くないですか?」
「うちの書道の先生が書かれたんですよ!今日はいらっしゃらないんですけど…」
「こんなに自分の名前を格好良く書いてもらったのは初めてです。
こんな事ならタイトルを講演と関係の無い座右の銘とかにしとけば良かった…」
などと言いながら、お土産に貰っちゃいました。記念に保管しておきます。
さすが美術科のある学校でした。

さて、再来週はいつもの伊丹北高校で講演させていただきます。
今回の講演の反省点を踏まえて、内容を少しbrush upして臨もうと思います。









2018年10月9日火曜日

9月は忙し過ぎた

先月に行われたクリニックの改装も無事終了。
壁紙や床の貼り替え、一部壁を撤去と小規模ではありましたが、
診療日を3日お休みさせていただき、皆様には大変ご迷惑をお掛けしました。

小規模リフォームの割には効果絶大で、「広くなった」「明るくなった」と好評をいただいております。
いつもながらの丁寧な仕事ぶりの工務店さんには大変感謝しています。

これを機にと、物品や薬品の管理方法、在庫管理の見直しにも手を付け
、ちょっと棚を買って作ったり、机やイスを動かしたり、
掃除・設置・梱包材の片づけと・・・
唯一の男手として、診療が終わった後に毎日夜中まで黙々と作業しておりました。
メチャクチャ疲れました。

そもそも月初の台風で、次男坊の関空からカナダに戻る予定が遅れ、
結局セントレア(中部国際空港)まで送る羽目になった頃からてんやわんやでした。
今後は関空の代替えにも使えるかもって思いもありましたが、やっぱり遠かった・・・。

あと卒後30年記念の高校同窓会もありました。
当時の面影を残したままの面々と楽しい時を過ごさせてもらいました。
しかし、この年齢になると物故者も数人いて、少し寂しい想いにもかられました。
あっ、結構このブログを読んでいる友人も多いみたいで、
静岡でドクターをしているT君(書いといたで)にも声を掛けてもらいました。

このブログには統計機能がついていて、
調べると現在で延べ10万ビュー位みてもらっているのですが、
実は肝心の患者さんより、知り合いばかりが覗きに来ているのでは?という疑念が湧いてきています。

・・・ああ、なんか今回は話がうまくまとめられません。すみません。

今月末には明石高校、来月頭には伊丹北高で講演会がありますので、
次回はその辺りのことを書いてみようかなと思います。






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